Okada Seisakusyo Furoku

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中通しガイド自来也と竿


画像はやすの竿
やすの場合はガイドの取り付けはシンプルな仕上げになっていますが、ここをどう豪華にするかで又一段と違った竿になりますのでそれは作り手の腕の見せ所です。
中通し竿というのは釣り竿としては本当に貧弱で見栄えのしないのは誰もが分かっていると思います、そこでOKSでは
自来也  というデザインで手元ガイドを飾ることで自慢の1竿になる様に考えたわけです、中通し竿の好きな方は沢山作りますのでお気に入りの調子の竿にはこれを付け普通の調子の竿には割安なフラット型や角度型を付ければ経済的になります。竿に穴だけあけたものでも釣ることは出来るでしょうがなんだかみすぼらしさは否めません趣味の釣りなんですから、趣味はお金もかけなくては充実しないと思いますが…。それとかなりな名のある方から中通しの竿の依頼を受けたとしてどう充実納得のいただける竿を作るのでしょうか、手がないと思います中にフッ素をコーティングしたところで見えるものでもありません、ほかのメーカーのものは幅が広くて役に立ちませんし、全く手頃なものがないのが現実だったわけです。それを打破したのが自来也です。大ガマに乗る妖術使いのイメージです、どろんと潜って中通しというわけです。
◎最近ようやく自来也の良さが認識されるに至りました。そこでさらに糸の出が良い改良型も作りました以前のが悪いということは有りませんが位置決めがもっと楽になる様にしました、カーボン竿では2Φ穴をあけてください竹はもう少し大きくても大丈夫です。つり具のニットウではすでにカーボンで100本は販売したはずです、そのあと震災が起きてしまいどうなったか…。AL
上はクロームメッキ品
AL
金メッキ自来也
金の場合トップガイドがまだ揃っていないので順次揃えていきます。
自来也の作り始めは竿をえぐってガイドを突っ込む予定で作ったのですが、それでは竿の周りを強化しなくてはならず又カーボン竿では小さな穴しかあけられないのが実情なので、今のようなセットの仕方に改良した経緯があります。今は相当良い状態です、今度竹甚さんが2本作るとのことで又良い画像を提供できます。金メッキの自来也の竿の穴に近いいわゆる下のガイドリングの取り付けに03リングでなくても02の溝リングを使うと非常に良い状態になることが分かりました。

以下の画像は竹甚作中通し竿


ガイド巻き糸は金糸とプラチナです最も上品な仕上がりになります。

竹甚作中通し竿自来也搭載全長232cm落とし込み竿
1本仕舞いになります、総矢竹、フッ素掛けはスプレーで竿尻より行う構造。
元ガイド自来也とトップガイド
竿尻の構造が良く分からないのだが。
肘当て 乾漆。
さらに詳細に。真竹(煤竹)使用
竿尻。
最終仕上げです。