Okada Seisakusyo Furoku

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カラーフットガイド

『カラーフットガイドの試作』実際はもっとはっきりした空色です 
ステンレスの足枠に塗料を焼き付け強固な被膜を形成させ耐久、耐食、耐候性を持たせ、そこにメッキ製の溝リングを嵌め込んだ新ガイドです、クラシックのデザインに新風を吹き込みます。これからさらに何が最も良いか実験を重ね決定します。
通常売られているブルーラッカーでは不透明なので高級な感じになりません。 赤はアクリルラッカークリアをかけたもの、青はかけてない耐候性テストをします。透明感のある色なので高級感にあふれたガイドになります。
その後色々調べてみたら耐候性があるのが分かった、ラッカークリアーは焼き付けると非常に硬い塗膜を形成するのでさらに良くなるが掛けなくとも十分ではある。カラー塗だけで塩水が付着しづらい表面になることも今回分かったのは収穫です。
ガイドの塗料の耐候性は自動車などのように常に紫外線にさらされるわけではないのであまり問題にするほどにはならない、漆は紫外線には弱いのですが竿に使われています、それから比べれば焼付塗料は耐候性は十分にある、しかも塩水等にも塗料の溶剤にも耐えます。
●板金性のステンレスガイドは黒染めだと思いますが、ガンスモークも同じような性能だと思います、このステンレスはニッケルが多く入っているので、(ニッケルは鉄分を多く含んでいます)本当の18-8のような耐食性はありませんそこに黒染めですので耐食性はなく使って手入れが悪いと錆びてきてポリッと折れてしまいます。
黒染めだから剥がれたりしないので鍍金より丈夫だと思い手入れしないでいると錆びてきます。そこでチタンガイドが必要になったのだと思われます。
●OKSのステンレスは18-8ステンレスなのでそのままでも錆びたりしません、そこにクローム、金、ブラックなどの鍍金をかけますので耐食性は十分すぎるほどあります。
ただ金やブラックはそのものが、こすれに弱いので手入れでこすったり塩がふいているのをとったりすると、金などは取れてしまいます、そこで透明のアクリルラッカーやフッソを焼き付けることにより強力にメッキを保護します。
その研究の一環からカラーフットなる名前の美しいガイドを作ってみようと思ったわけです、今の所1個ずつ手塗になります。
●カラーフットガイド焼付嵌め込み成功。溝リングのはめ込みに際して焼付が剥離しないで嵌め込みが出来た。後はどのようにすれば手際良く量産可能か。  深紅の焼き付けに金や銀の溝リングがツートンカラーガイドを完了させる。 ウレタンのラメ入りも可能。