Okada Seisakusyo Furoku

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ディスプレイ用皿軸受


大きい方の軸受は外形3Φの皿型軸受で小さい方がコンパス用軸受けです、皿軸受は2ミリの球形を受けます、30~40秒で1回転するヤジロベーが乗っかることになりますこのヤジロベーは大阪で開かれたディスプレイ国際大会で優勝したそうです、そこにOKSのグラス軸受が採用されています、皿の形が非常に浅いので作るのに大変苦労しましたので採算は度外視して取り組みました、製作にかかろうと思っていたらセンサーが壊れてしまいそれでも最低500個は間に合わせなければならず働きが悪くなったセンサーを無理やり作動させて手打ちでスイッチを働かせ作りました、
◎次の1500個を作ろうと新しいセンサーが来るまで少しでも作ろうと思いセンサーをセットしなおそうとしましたが遂に力尽きたのかもう動くことはできませんでした、何しろ大きい遮蔽板でカットして何とかセンサーを働かせていたので翌日にはついに壊れてしまったのでした。 新しいセンサーはそのあと何とか急いで送ってもらいどうにか新しく作動することができたのですが、セットするための説明書が不備なので作動せず先方の技術に指導を受けたのですが上手くゆかず電話で話している最中に偶然セットの仕方が分かった次第でした、それからはセンサーは大変正確に作動するようになり、機械の安定性が抜群に良くなりました。
◎実はこの皿軸受を作るのに苦戦していたのですが終盤になりすごく良いのが取れるようになりガラス成形のことが大分分かるようになったのでした。
◎長年作ってきたコンパスよう受石の成形のレベルを上げられないか調整を繰り返し遂に歩留まりが90%になるようにすることができたのでした、もう何十年来も解決できなかったことがやっとできました、これもミニットワイヤーと同じ虚の力のなせることです。同じ記事は磁針の組み付けにも載せました。