SICリングは超硬質で マイクロビッカース2400というサファイア並みの硬さがあるのは 既に皆さんの知るところです。国内では京セラがフジに供給している事も周知されています。従って独占状態です。SICは簡単には作れません1700~1800°の高温の電気炉が必要です。しかも焼き割れも出ますので、顕微鏡で検査して出荷します。中国等焼き物が得意なメーカーはこの様な大メーカーの様な設備が無いので、とてもSICは作れない訳です。OKSもかつてて京セラから買えるかと、きいたことがあります,売らない事はないとのことでしたが数量がまとまらないのでは相手にされません。それから何年経ったか 丁度ダイワが中通し竿をはやらせたときに京セラから買うわけにもならず、他の大メーカーから買うことになったと思われますが、それより先にOKSは交渉をまとめ、かなりな数量を買い付けSICの入手ルートを付けたのです。納入先は櫻井さんと竿かずさんの釣具のニットウでした。中通しのブームは5年で終了その後は国内ではSICの主要な発注先として作って貰っています。大メーカー相手ですので、相当無理して発注しています。下の写真は在庫の状態です.TICもかなり持っています。金額に直すのとやになるので考えない事にしています。高級乗用車が買える世界です。小さい物は2Φから大は18Φまで揃えてありま
す。
このSICリングは丈夫なサイズですので、石鯛の大物を釣っても何の問題もおきません。たんこぶにもOKです。その上板金圧入式と違いショック緩和構造なので、金属の内部変化によるリングの脱落が起きません。その辺の優れたことは意外と知られていません。釣り竿とは良く出来ていまして
ガイドリング1個にかかる荷重は大変に少なく石鯛竿を最大に曲げても数百グラム~500グラムしかかかりません。したがってカシメた部分が荷重で緩むことはありません。だから他でも述べました通り70センチの石鯛もキハダまぐろも,ローツルで楽々釣ることができるのです。【詳しくはOKSガイドの構造解説をご覧ください】
寸法など詳しくはこれからアップするOKSガイドのカタログページをご覧ください。