Okada Seisakusyo Furoku

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軸受けと磁針の組み付け


上左の写真を見てわかるようにように軸受けにはテーパーがかけられています。
このテーパーの一加工によって平棒で押しつぶすのを容易にしています。
これは製作段階で前の方の手間が増えるが後の作業が楽になり、なおかつ不良品が減り完成品の質は向上します。

上中央の写真はカシメた後の写真ですが、見て分かるとおりカシメた部分の円形がキレイな状態で仕上がっています。

上右が完成品の写真。

下のロボットの餌のような写真は、左が「666 石頭」の山 、右が「950 石頭」の山、
どちらも(株)ワイシーエムコーポレーションのオリジナル品です。

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これは950と言う石頭を使っています。

ディスプレイ用皿軸受


大きい方の軸受は外形3Φの皿型軸受で小さい方がコンパス用軸受けです、皿軸受は2ミリの球形を受けます、30~40秒で自然光で充電できると1回転するヤジロベーが乗っかることになりますこのヤジロベーは大阪で開かれたディスプレイ国際大会で優勝したそうです、そこにOKSのグラス軸受が採用されています、皿の形が非常に浅いので作るのに大変苦労しましたのですが 採算は度外視して取り組みました、製作にかかろうと思っていたらセンサーが壊れてしまいそれでも最低500個は間に合わせなければならず働きが悪くなったセンサーを無理やり作動させて手打ちでスイッチを働かせ作りました、次の1500個を作ろうと新しいセンサーが来るまで少しでも作ろうと思いセンサーをセットしなおそうとしましたが遂に力尽きたのかもう動くことはできませんでした、何しろ大きい遮蔽板でカットして何とかセンサーを働かせていたので翌日にはついに壊れてしまったのでした。
◎新しいセンサーはそのあと何とか急いで送ってもらいどうにか新しく作動することができたのですが、セットするための説明書が不備なので作動せず先方の技術に指導を受けたのですが上手くゆかず電話で話している最中に偶然セットの仕方が分かった次第でした、それからはセンサーは大変正確に作動するようになり、機械の安定性が抜群に良くなりました。
◎実はこの皿軸受を作るのに苦戦していたのですが終盤になりすごく良いのが取れるようになりガラス成形のことが大分分かるようになったのでした。
◎そこで長年作ってきたコンパス用受石の成形のレベルを上げられないか調整を繰り返し遂に歩留まりが90%になるようにすることができたのでした、もう何十年来も解決できなかったことがやっとできました、これもミニットワイヤーと同じ虚の力のなせることです。
◎勿論真鍮にハードクローム品などの競争相手もあったのですがガラス軸受に軍配が上がりました。
◎今釣り具業界は竿が売れずに大変困っていますが、OKSも桜井さんが主力ですので大変です、長年ガイドに力を注い出来ましたがなぜこんなに伸びないのかつくづく思うに、コンパスの受石は納入先は業界のトップメーカーに納めています、世界中に供給できる生産能力があります、それと比べるとガイドは価格の点から大手メーカーに供給できないところからどうしても伸びられないのだと思う。数量を作ることはいくらでも作れます、手作り品ですからプレス商品とは同じにはいきませんそれにしては安く作っていると思っています。釣り竿は趣味の世界ですのでそれ用に魅力的な商品がたくさんあります、竿つくりの友としてOKSガイドにご注目願います。いつまでもあると思うな親とOKS。