今、カーボン竿が和竿を価格で上回り、性能は和竿が上回るという現象が起こっています。しかし一方で、カーボン竿が外国製によって価格破壊を受け、日本のメーカーの高級竿を二束三文で叩き売られ、大変な状況に陥っています。今こそ外国製に真似の出来ないはオリジナル竿が必要な時です。
和竿と言えば竹とクジラが昔からの材料でした。現在は、竹を穂持、手元に使い、穂先はクジラ、カーボン、ソリットが新たに使われています。特にヘチ竿などにカーボンやソリットが盛んに使われます。したがって伝統工芸は、新しい材料をすべて取り入れて高性能の竿を作り出すことが出来ます。
日本では、なんといっても一年中使うのは、キス、カワハギ竿と言えます。キス、カワハギと言っても対称魚は、ハナダイを始め、アオリイカ、スミイカ、ヒラメ、ハタ、カサゴ、ベラ、ウマヅラ、メバル、トラギスなど同じ棚のものが色々釣れます。それらを釣るのは主に先調子の竿ですが、和竿ではクジラ穂先が重宝されます。
2012-10-14設置
品川区の伝統工芸品である品川和竿を作っている浜川一門を和竿工房のページ1.(石橋さん)。 和竿工房のページ2.(故元野さん)。 和竿工房のページ3.(やす、こと望月保宏さん)。 和竿工房のページ4.。(蕨工房 浜ゆきさん)。 でご紹介させていただいております。